東京から北海道の音威子府村に移住した日韓夫婦。ベーシックインカムを頂きながら1年間で地方での起業を成功させる!という杉村太蔵さんのプロジェクトに参加し、その活動を記録しています。
こんにちは、ぱく家です。
本日深夜3時過ぎ、北海道地震が発生。
実は起業に必要となる講習を受講する為に、前日の5日から札幌入りしておりました。
発生当時は札幌市内のホテルの部屋の中。
揺れ始めで起きて「お、今回は震度いくつかな?」といつものように考えていたら携帯から緊急地震速報。それでも「まさか、ね」と思ったその瞬間、強い揺れで身動きが取れなくなりました。
地震が収まり程なくして、街中が停電。ホテルは電気も水もストップ。余震に身構えつつ、夜明けまでTwitterで情報収集しておりました。
一方、夫はというと…
揺れる最中でも全く動じず、インフラが寸断されたことを理解した後も「飲料水は昨夜確保済み」、「放送人なので大量のバッテリーも確保済み」ということで実に冷静でした。
そして何と私達は…朝から11時過ぎまで韓国の視聴者に向けて札幌の現状を中継しておりました。
《動画のリンクはこちら》
https://tv.kakao.com/channel/2970438/cliplink/390040206
https://tv.kakao.com/channel/2970438/cliplink/390041510
https://tv.kakao.com/channel/2970438/cliplink/390042353


写真はあまり撮れませんでしたが、すすきのの南から大通公園、札幌駅までの中心街の現状をライブ配信していました。
市内は特段、地震の揺れによる倒壊等の被害は見受けられず。
ほとんどのお店が休業する中で開けてくれている各コンビニやツルハドラッグ、ドンキホーテに人が殺到していたのが印象的でした。
やはり、おにぎりやパン、水が真っ先に棚から消えていました。
私達はその中で、たまたま周辺の方から「吉野家が牛丼を販売してくれる」という情報を頂き、たまたま放送中に遭遇した私たちの番組の韓国人視聴者と共に、無事に人数分購入させて頂きました。
インフラが整わない中、2人で必死に牛丼を作って下さった吉野家 札幌狸小路店様、ありがとうございました。
大通公園も札幌駅も、途方に暮れる人々で溢れていました。特に飛行機も電車も全線運休になってしまい足を失った旅行者の方々はトランクを抱えて右往左往。
道行く韓国人の方に「これからどこに行けば良いのか」と尋ねられる場面もありました。
日本語が分かる日本人でも最新情報の入手が難しく身動きが取れない中、外国人は殊更不安だったでしょう。
ただ私が一番驚いた光景は、朝からスーツを来て出勤される方々の姿でした。
今回の地震で北海道全域で停電。土砂崩れも起こり、死者や怪我人も。道民の方々が今まで経験したことのない規模の地震であったようです。
車で札幌に行っていた私たちは、夕方に自力で音威子府村に戻ってきました。
一般道で北上する中では、ガソリンスタンドの大行列が目立っていました。
音威子府村はと言えば、震度1。地震自体は問題なかったようです。同じ道内でも道北はほとんど地震に縁はない地域だそうですね、今回も流石です。
ただし、本日は一日電気は復旧せず。水道は問題なく出ますが、電力が必要なポンプ式の一部のアパートの方は水が出ず苦労されている状況のようです。
北海道150周年の記念すべき年に移住、そして例に見ない北海道地震の発生…
様々に思いを巡らせつつ、日没で真っ暗闇の部屋の中での久々の更新でした。
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書き手 朴実紗(ぱくみさ)

会社を辞めて東京から音威子府村へ。韓国人夫と日本人妻の日韓夫婦ストリーマー、起業家夫婦。
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